理事長あいさつ

 日頃より当法人の活動にご理解とご支援を賜りありがとうございます。

 

 令和4年12月から令和5年2月末まで長野県みらい基金によって実施されたクラウドファンディング「信州の特色ある学びを実践する事業・団体助成プログラム」に当法人も参加しました。

 不登校状態にある学齢期の子どもたちが無料で利用できる生活・学習支援の場「日なた」の事業を令和4年7月から試験的に開始しましたが、無料とするためには予算のやりくりが大変で、そのための寄付を募るものでした。

 多くの皆さまからの応援で、目標額の50万円を上回る504,000円もの寄付が集まり、全体寄付の分配金をプラスした521,165円を受け取ることができました。

 おかげさまで令和5年度は週4日の常設が見込めます。関係機関の方からも驚きの声が寄せられるほどの力強いご支援でした。あらためて御礼申し上げます。

 日なたの事業に対しては、令和4年度長野県共同募金会コロナ禍の福祉活動応援助成を、さらに令和5年度独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業のご支援もいただくことになりました。

 ご協力いただいている中野市、中野市教育委員会をはじめとする皆さまにも厚く御礼申し上げます。

 

 就労準備支援の一環として行っている新しい仕事づくりや、社会的自立に困難を有する若者や障害を持った人たちに仕事を運び仕事を創る事業については、飯山市輝く地域づくり支援金事業、日本郵便年賀寄付金配分事業にてご支援をいただきました。

 皆さまのご支援により感染症などで厳しかった時期でも滞りなく事業を進めることができました。そして今後も新たな子どもたちの学びの場づくりに取り組むことができます。

 自分事として支援してくださっている皆さまの熱意を感じ、子どもや若者たちに向き合っていくことへの思いを新たにいたしました。

(理事長 池田 剛)

R4年度ぱーむぼいす通常総会
R4年度ぱーむぼいす通常総会